ラジオCMの公募が好きで、もう5年前ぐらいからずっと応募し続けているんですが、さすがに飽きてきました(笑) ヒヒ馬です。でもね、M1グランプリみたいな面白い作品を見ると、思うんですよね。
こういう面白いシナリオ、俺も書いてみてーー!
というわけで、自分の創作活動にも役に立てるように、お笑いも勉強していきたいと思います!今日はかまいたちのネタを分析!あの、観ていない方は、YouTubeで検索してみてください!
こういうやつ、いる!
1本目は、「USJ」を「UFJ」と言い間違えた山内さんが、自分の非を認めないどころか、濱家が言い間違えたと主張する漫才。この漫才ではだいぶ極端に表現されてますけど、こういう恥ずかしい間違いを絶対認めない人、周りにいません?(笑) すごい共感が沸いたんですよねぇ。2本目は「となりのトトロを見ていない」と、なぜか自慢し始める山内さん。本当、こういう人いません?(笑)「最近流行りの番組を知らないあたしって逆にすごい」的なオーラを醸し出してくるような人(笑) 2本とも共通しているなぁと思ったのは、
ちょっとウザいやつを、極端にして、コメディーにしている。
だから、山内さんが繰り出す屁理屈に、共感して笑ってしまうんだと思うんですよねぇ。
ウザいというか、もはや可愛い。
山内さんのキャラは、「ウザい」んじゃなくて、「ちょっとウザい」というのが、ポイントだと思うんですよねぇ。いい間違いを絶対認めないところや、トトロを見ていないことを誇りに思っているのって、
ちょっと、可愛くないですか?(笑)
必死に自分をよく魅せようと、あの手この手で濱家さんのツッコミを回避する様子って、なんか笑ってみていられるんですよねぇ。予想を超えてくる屁理屈なボケも面白いんですが、そういうキャラの人間味を感じられるところも、プラスに働いている気がするんですよねぇ。ただ、ボケを言うんじゃなく、そこにキャラが載ってくると、ボケが強くなると思うんですよね。「ペコパ」もそうだし、「オードリー」の春日のキャラもまさにそうですけど、かまいたちの場合は、日常でよく見るキャラを進化させているような感じがして、ずっと見ていられます(笑)
会場を巻き込んでいる。
1本目は、「お客さんにどっちが言い間違えてたか、聞こうよ」
2本目は、「お客さんの中で、人生でトトロを見たことある人?」
もはや2本目に関しては、実際質問してて、すごいなぁと思っちゃいました。手を挙げた人が何人かいて「トトロ見てない人、結構いるじゃん」「俺は火垂るの墓も見てないけどな」というオチで終わるんですが、多分、手を挙げる人がいないバージョンのオチも用意していたんだろうなぁ。
「笑い」の逆側に、「退屈」があると思うんです。だから、時々お客さんを巻き込むことで、この笑いの敵「退屈」を防ぐ効果があると思うんですよね。セミナーなんかでもちょっとしたワークがある方が、眠くないですよね笑 聞いている人を巻き込むというのは、お笑いに限らず、いろんなシチュエーションで応用できそうだなぁと思いました。
かまいたちも面白かったのに、それを圧倒的大差で勝ったミルクボーイの漫才は、本当発明だなぁと逆につくづく感じてしまいましたねぇ。
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明日は、ペコパを分析したいと思います!
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