兄の結婚式で、札幌に来ております。ヒヒ馬です。まだ結婚できない男と思っていた兄が結婚。いやーーー、自分が結婚できる日とか来るんだろうか。ま、いっか。一人大好きだし。と強がりを言ったところで、この謎のタイトルについて。
コピーを書いていると、よく、こんな語尾になったりしませんか?
「〇〇しませんか?」
自分は書きがちです。でも、なるべくこの語尾を見たら、修正するようにしてます。例えば、
「おいしい豆乳、飲みませんか?」
(キッコーマンの営業マン)
↓
「豆乳って、おいしい!」
(生活者)
みたいな書き換えですね。「〇〇しませんか?」みたいな、営業マンの口調だと、どうも押しつけがましいコピーになって、共感も想像力も掻き立てにくい形になるんですよね。実務では結構この形がウケますが、宣伝会議賞ではあまりウケません。なので、営業マン視点から生活者視点に切り替えます。生活者のセリフや行動を表すコピーにして、なるべく実感が湧きやすくなるように書き換えています。ある審査員も言っていますが、特にセリフは強いです。
おかん、うまい。
でも、多い。
(第51回宣伝会議賞グランプリ 旭化成 サランラップ)
そうか、こういう内容の迷惑メールだったのか。
(第50回宣伝会議賞グランプリ NTTドコモ メール翻訳コンシェル)
ずるいよ。チョコ食べてるときに、そんな話するの。
(第44回宣伝会議賞グランプリ 明治製菓 明治ミルクチョコレート)
お母さん、そのお皿の洗い方はなに?
(第40回宣伝会議賞グランプリ 学生援護会 西日本アルバイト発見マガジン アン)
グランプリ作品でも、セリフ調、多いんですよね。「脱!営業マン 祝!生活者」と、なるべく生活者視点でコピーを書くように見直している今日この頃です。
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なんでみんなそんな簡単に結婚できるんだ…。
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