中学校の時も、白いブリーフを履いてました。ヒヒ馬です。もうずっと、パンツと言ったら白いブリーフのことだと思い込んでいたんですが、中学の体育の時間、みんなかっこいいトランクスとかいつの間にか履いてやがるんですよ! もう、当然、いじられましたよね(笑) パンツに関しては、本当、いい思い出がない…。というわけで、今日はそんなパンツドラマを感じさせるコピーを、分析していきます!
人目を気にせず
妻のパンツを選んだ。
(ベルメゾン/第40回宣伝会議賞審査員奨励賞)
これは、ちょっと、特に女性のみなさんの意見を聞いてみたいなぁ。
旦那さんが、自分のパンツを選ぶのって、嬉しいですか?
彼女だったら、まだ分からなくないかなと思うんですが、夫が妻のパンツを選ぶって、相当ラブラブな夫婦じゃないと、成り立たないような気がするんですけど、どうかなぁ。それか、15年前のコピーなので、当時は普通だったのかも。それか、「妻のパンツを選ぶ」という斬新な愛のかたちを提案しているところが評価を受けていたのかも。自分は最初にこのコピーをみたときに、
「え、気持ち悪…」
という感情が少しだけ芽生えてしまいましたねぇ。まぁ、なんにせよ、ある意味強烈なコピーではありますね。まぁ、その行為の賛否はおいといて、このコピーの評価ポイントを探っていきます!
はい、きた。プレゼント作戦。
今回の課題は「ベルメゾン」女性向けファッションやインテリアなどが乗っているカタログマガジンです。まず思いつく普通のシチュエーションって、女性がベルメゾンを読んでお気に入りの服を買う光景だと思うんですよね。でも、このコピーは、
夫が妻にプレゼントをする
というシチュエーションにすることで、ハートフルで深みのあるコピーを作っていますよね。「誰かのために何かを買う」というコピーの方が、その人間性であったり、愛が垣間見れて、よりエモいコピーが作れるという、「プレゼント戦術」。これは、いろんな商材でも、試しに考えていきたい。
ライバルの、デメリットを探せ!
ベルメゾンのライバルは、もちろん他の女性ファッション誌もあるかもしれませんが、もっと大きい括りでみると、
デパートでの直接購入
ですよね。「カタログVS店頭」のゴングをこのコピーは鳴らしていて、店頭の弱み
「人目を気にする」
でパンチを繰り出しているような、そんなコピーだと思うんです。これ多分、夫が妻に買うシチュエーションじゃなくても、単純に自分のパンツを買うところってあんまり人に見られたくないっていう心理があると思うんですよね。そういう「店頭で買うときのデメリット」を、うまく拾っているコピーだなと感じました!
というか、ベルメゾンって、15年前からずっとあるんだなぁ…。
キャッチコピー30案、1万円で、制作いたします!

といいつつ、一緒にお店で選んだことは、あるんですけどね(笑)
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