まだ、マラソンネタ引っ張るのかよって感じですね(笑) ヒヒ馬です。
フルマラソンで走っているとき、100回ぐらい諦めそうになりました。
「ま、別にここでやめても、それはそれでネタになるし」
「ちょっと早くリタイアすれば、もっと沖縄満喫できるかも」
「ま、そんなマラソンに命かけてないし」
と、言い訳ばっかり考えながら走っていたわけですが、観客の声援や、生演奏(ZARD「負けないで」)、エイサーや、食べ物など、いろんな形で応援してくれて、何とか走り切ることができました!
で、前のブログにもチラッと書いたんですが、ある観客が、こんなコピーの看板を掲げていたんです。
「完走したら、一生、自慢できるよ」
これ、すごいいい、キャッチコピーだと思いませんか。
【課題】沖縄マラソンのランナーに完走してもらうキャッチコピー
【ターゲット】リタイアしそうになっているランナー
この要件に、見事マッチしたコピーだと思うんですよね(笑) よくあるのが「頑張れー!」とか「負けるなー!」とか「ファイトー!」じゃないですか。でもランナーからしたら「頑張ってるわ!」「でも負けそうだわ!」「もうファイトする気力ないわ!」って、どれもそんなに心の奥に浸透しないんですよね。でも、この
「完走したら、一生、自慢できるよ」
は、ただ励ますだけじゃなくて、しっかり、リタイアしないで頑張ることのメリットを提示しているんです。そう、「一生自慢できる」は、本当その通りかもと、思っちゃいました。「俺、フルマラソン完走したことあるんだぜ」って、確かに、一生自慢できるかもと思ったんです(笑)
ただ「頑張れ!」と押し付けるんじゃなく、ターゲットに対してメリットをしっかり伝えて、自然と「頑張ってもらえるようにする」言い方って、別に広告だけに限らず、いろんな場面で応用できそうだなぁと、意識朦朧で走りながら、考えていた話でした(笑)

あ、もちろん、「がんばれー!」が、悪いって意味じゃないので(笑)
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