朝日広告賞も、販促コンペも分析したいなと思ってたんですが、結構ブログで作品を紹介するのが難しいことと、あと、
久しぶりに、キャッチコピーを、分析したい!
と思うようになり、今日はタイトルのキャッチコピーを分析していきます!ヒヒ馬です。題材にしたいのは、第40回宣伝会議賞の作品。なぜか15年以上の前ののSKATをメルカリで購入していて、まだそこまでちゃんと見ていなかったので、その年の銅賞の作品を分析していきます!(金、銀は過去に取り上げていました)
この1本で、生ゴミが減った。
(ヤマサ昆布ポン酢)
これ、どういう意味か分かりましたか?「えーっと、”昆布ポン酢”の容器がエコ使用になったのかな?え、でも、生ゴミだしなぁ」と、意味が分からなかったのですが、やっと気づきました。
「野菜が美味しく食べられる」
↓
「生ゴミを減らしてくれる」
と、1つの事実から新しい事実を発見しているようなコピーですよね。野菜が食べられるようになる」ならまだしも、「生ごみを減らす」という解決策まで膨らませられるのは、さすが銅賞ですよね。「1つの事実を見つけたら、そこからさらに新しい事実が言えないか」を考えることで、意外な切り口が見つかるかもしれません。例えば、
フォロワー数が倍になった理由。
(第56回協賛企業賞 Canon EOS Kiss M)
「一眼レフで綺麗な写真が撮れる」
↓
「SNSで映える写真が投稿できる」
盲点ですよね。
小銭がないから余計な買い物をしなくなるってこと。
(第54回協賛企業賞 クレディセゾン セゾンカード)
「セゾンカードを使えば、小銭を持たなくてよくなる」
↓
「小銭を減らすための買い物が減る」
ずるいよ。チョコ食べてるときに、そんな話するの。
(第44回グランプリ 明治ミルクチョコレート)
「チョコは、人の機嫌をよくしてくれる」
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「人の機嫌がよくなれば、頼みやすくなる」
普通の事実から、さらに一歩踏み込んで、商品の新しいベネフィットを見つける発想も身に着けていきたいと思った、課題でした!

ポン酢、かけたくなってきた…。
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